音楽とことばの広場 ♪ こい亭

京都タワーが見える小さなスペース「こい亭」では、ミニ落語会やホームコンサート、中高年から始めるらくらくピアノ(R)教室などを計画しています。

三味線の糸

気になっていることがあります。

先日、文楽劇場で見たこの展示↓

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文楽入門」のコーナーに三味線の糸の展示があり、その解説に

“舞台では必ず新品の糸を用いる”ということが書かれていました。

一度、舞台で使った糸は、練習用にするとのこと。

これはびっくり!

普通、弦は、張った後、伸び切るまでに時間がかかるので、

新品の弦だと、音程がどんどん下がって弾きにくいものです。

なので、バイオリンなど洋弦楽器の方たちは、

本番では、ある程度弾き込んだ弦を使われているはずです。

義太夫三味線で新品の糸を使うのは、縁起担ぎなのでしょうか?

長唄など、他の三味線の方々も、新品を使われるのでしょうか??

 

ちなみに、私は、本番の3日前くらいに張り替えます。