音楽とことばの広場 ♪ こい亭

京都タワーが見える小さなスペース「こい亭」では、ミニ落語会やホームコンサート、中高年から始めるらくらくピアノ(R)教室などを計画しています。

内藤ルネ展

今春、新たにオープンするチャペルの挙式作りに参加しました。

海辺のチャペルでの、海をテーマにした結婚式。

今までの結婚式では使われていないような曲が中心だったので

練習はちょっと大変でしたが、

オリジナリティー豊かな素敵な挙式になりそうです。

春のオープンが楽しみ♪

 

帰り道、「Roots of Kawaii 内藤ルネ展 ~たくさんの愛と夢をこめて~」

@大丸ミュージアム<梅田>へ。

パンダ好きの私には、

ポスターに描かれた女性の抱くパンダが気になって仕方がなかったのです。

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新しい女の子像、ファッションやインテリア、“カワイイ”デザインなどを

絶え間なく生み出し続けてこられたことに圧倒されました。

それらが、今なお新しい魅力を放っています。

イラストレーターとしてはもちろん、画家としても、デザイナーとしても、

プロデューサーとしても、本当にすごい方だったんですね!

さて、気になる「ルネパンダ」。

パンダとしては間違っているんです。

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この写真(一部撮影可能な展示物がありました)でも分かるように、

首から胸元に何もなく、白く描かれていますが、

本来パンダの胸元は黒です。

また、このイラストでは分かりませんが、

白であるべき尻尾がルネパンダでは黒になっています。

パンダ好きとしては許せないポイントなんですが……。

しかし、最初は本来のカラーで描かれていたようです。

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これはグッズショップで買ったポスターの画像。

ちゃんと、胸元は黒、尻尾は白です。

展示されていたルネパンダのうち、初期のデザイン画や、貯金箱などのグッズにも、

この正しいカラーのものがありました。

内藤ルネさんが初めてパンダをご覧になったのは、

日本にパンダがやってくる前年、ロンドン動物園でのこと。

パンダブームを先取りしていたわけです。

ルネパンダグッズを作り進めていく中で、

胸元は白く尻尾は黒い方が「デザインとしてカワイイ」ので、

「わざと」そのように変えたのだそうです。

ルネパンダの影響で、その後のパンダグッズの尻尾が黒く作られたり、

パンダの尻尾は黒いというイメージが浸透してしまったと言えなくもありません。

私は、パンダの誤った認識を広めないためにも、

尻尾が黒いパンダグッズは買わないようにしているのですが、

内藤さんが「わざと」「デザインとして」カラーを変えたのなら、

ルネパンダはルネパンダとして受け入れられるかな、と思いました。

でも、あくまで「ルネパンダとして」。

やっぱり、パンダの尻尾は黒に限ります🐼❕